Medical Diet 医療ダイエット

diet_banner

医療ダイエットとは

医療ダイエット(メディカルダイエット)とは、医師の診察のもと、医学的根拠(エビデンス)に基づいたアプローチで減量を目指す治療のことです。

これまでの「つらい食事制限」や「激しい運動」といった根性論のダイエットではなく、お薬の力で体の仕組みそのものを整えることで、無理なく、健康的に理想の体型を目指します。

diet1

POINT 1

「食欲」を我慢ではなく、コントロールする

医療ダイエットの最大の特徴は、脳や消化器に働きかけて「自然と食欲を抑える」ことです。「食べたいのに食べられない」というストレスを最小限に抑え、少量の食事で満足できる体質へと導きます。

POINT 2

リバウンドしにくい体づくり

無理な絶食などは筋肉量を減らし、代謝を下げてリバウンドの原因になります。医療ダイエットでは、血糖値を安定させたり、糖の吸収を抑えたりすることで、太りにくい体質を維持しながら、計画的に体重を落としていきます。

POINT 3

医師による安全な管理

市販のサプリメントやエステとは異なり、厚生労働省に承認された医薬品や、医学的に効果が認められた薬剤を使用します。血液検査や定期的な診察を行うため、健康状態を確認しながら安全に継続できるのが、医療機関ならではの強みです。

こんな方におすすめ

  • 食事制限が続かず、つい食べ過ぎてしまう
  • 白米・パン・麺類などの「炭水化物」や「甘いもの」が大好き
  • 仕事や家事が忙しく、運動する時間が取れない
  • 過去に何度もリバウンドを繰り返してきた
  • 「お腹がいっぱい」と感じにくく、間食がやめられない
  • 年齢とともに痩せにくくなったと感じている
  • 結婚式やイベントなど、目標の時期までに確実に成果を出したい
  • 健康診断で血糖値や中性脂肪の数値を指摘された

取り扱い薬剤

マンジャロ(GIP/GLP-1受容体作動薬)

〜強力な食欲抑制で、本気で痩せたい方へ〜

2つのホルモンに働きかけ、強力に食欲を抑え、満腹感を長時間持続させます。脂肪の分解を促進する効果も期待できます。

こんな方に

ついつい食べ過ぎてしまう方、これまでのダイエットで効果が出なかった方。

使用方法

週に1回、ご自身で簡単なボタン式の注射(ペン型デバイス)を行います。

副作用

使い始めや増量時に出やすい吐き気、下痢、便秘、嘔吐などの消化器症状が中心です。これらは体が慣れるにつれて自然に治まることが多いですが、稀に激しい腹痛(膵炎)や低血糖が起こることもあります。

diet2

フォシーガ(SGLT2阻害薬)

〜糖質を「排出」に変える、炭水化物好きの味方〜

血液中の過剰な糖分を尿と一緒に体外へ排出します。1日で約200〜500kcal(ご飯1.5杯〜2杯分相当)の糖を排出する効果があります。

こんな方に

白米、パン、麺類、スイーツなどの炭水化物がやめられない方。

使用方法

1日1回、決まった時間に1錠を服用します。

副作用

尿から糖を出す仕組み上、尿路感染症(膀胱炎など)や性器感染症(カンジダ症など)、尿量が増えることによる脱水症状が中心です。また、稀にふらつきや冷や汗を伴う低血糖、急激な体調悪化を招くケトアシドーシスが起こることもあります。

diet3

メトホルミン(ビグアナイド系薬)

〜手軽に始めて、太りにくい体質を維持〜

肝臓での糖の生成を抑え、筋肉での糖消費を促します。インスリンの効きを良くし、脂肪がつきにくい体質へ導きます。アンチエイジング効果でも注目されています。

こんな方に

費用を抑えて始めたい方、リバウンド防止として継続したい方。

使用方法

1日2〜3回、食前または食後に服用します。

副作用

飲み始めに出やすい下痢、吐き気、腹痛などの消化器症状が中心です。

diet4

薬剤早見表

薬剤名 効果の強さ お悩みタイプ 形状
マンジャロ ★★★★★ 食欲が止まらない 週1回の注射
フォシーガ ★★★☆☆ 糖質が大好き 1日1回の飲み薬
メトホルミン ★★☆☆☆ 代謝を上げたい 1日2〜3回の飲み薬

どの薬剤が自分に最適か、迷われる方も多いかと思います。体質や食生活、目標とする体重は人それぞれです。当院では医師が丁寧にカウンセリングを行い、あなたに最も効果的で無理のないプランをオーダーメイドでご提案いたします。

漢方の併用で、さらに効率よく!

便秘解消や代謝アップに効果的な漢方薬も取り扱っております。西洋薬との組み合わせなど、体質に合わせたオーダーメイド処方はこちら。

安全に使用するために

  • 初回カウンセリング時に、既往歴や服用中の薬について詳細に確認します。
  • 治療開始後も、定期的に体重、腹囲、血圧などの変化を記録・評価します。
  • 少しでも異変を感じた場合は、当院にご相談ください。

副作用・リスク

主な副作用と対処法

多くの場合、服用開始時や増量時に一時的な症状が出ますが、体が慣れるに従って数日で治まることがほとんどです。

症状 対処法
マンジャロ(注射薬) 吐き気、胃の不快感、便秘、下痢、食欲不振 食べ過ぎを避け、少量ずつよく噛んで食べることで軽減されます。
フォシーガ(内服薬) 頻尿、喉の渇き、デリケートゾーンの感染症(カンジダ等) こまめに水分を摂取し、清潔を保ってください。
メトホルミン(内服薬) 下痢、腹痛、吐き気、倦怠感 少量から開始し、徐々に体を慣らしていきます。

重大なリスクについて(稀なケース)

非常に稀ですが、以下のような症状が現れた場合は直ちに服用を中止し、当院までご連絡ください。

  • 低血糖 — 冷や汗、手の震え、強い空腹感(ラムネや飴などの糖分を摂取してください)
  • 急性膵炎 — 激しい腹痛、背中の痛み
  • 脱水症 — 強い喉の渇き、尿量の減少

施術を受けられない方

以下に該当する方は、安全上の理由から処方をお断り、または制限させていただく場合がございます。

  • 妊娠中、授乳中、または近いうちに妊娠を希望されている方
  • 重度の胃腸障害、膵炎の既往歴がある方
  • 1型糖尿病の方、または重度の糖尿病の方
  • 重い肝機能障害・腎機能障害がある方
  • 過度なアルコール摂取をされる方(低血糖や乳酸アシドーシスのリスクが高まるため)
  • 未成年の方、または高齢の方

よくある質問

運動しなくても本当に痩せるのでしょうか?
はい、医学的なアプローチにより、激しい運動なしでも体重減少が期待できます。マンジャロ等は「摂取カロリー」を自然に減らし、フォシーガは「糖分」を強制的に排出するからです。もちろん、軽いウォーキングなどを組み合わせれば脂肪燃焼効率はさらに上がりますが、「まずは食事のコントロールから」というスタンスで無理なく始めていただけます。
ずっと薬を飲み続けなければいけないのですか?
一生飲み続ける必要はありません。当院の目標は、お薬を使っている間に「少ない食事量で満足できる体質と習慣」を作ることです。目標体重に達した後は、徐々に薬の量や回数を減らしていく「卒業プラン」を医師と一緒に計画していきます。
注射(マンジャロ)を打つのに勇気がいります。
マンジャロ専用の注入器は、針が極めて細く、しかもボタンを押すまで針が見えない設計になっています。当院で初めてお使いになる際は、スタッフが目の前で使い方をレクチャーしますので、ご安心ください。
副作用の「吐き気」が怖いです。仕事に影響しませんか?
飲み始めの数日に出やすいですが、コントロール可能です。日常生活に支障が出るほどの強い症状が出る方はごく一部です。当院では、胃腸への負担を抑えるために「少量から開始する」処方を行っています。万が一、症状が気になる場合は相談いただき、お薬の調整や吐き気止めの追加処方などで迅速に対応します。
市販のダイエットサプリと何が違うのですか?
「脂肪の吸収を抑えるかもしれない」という期待ではなく、医学的に「糖を出す」「食欲を抑える」という明確な効果が認められた「医薬品」である点が決定的な違いです。また、医師があなたの健康状態を管理しながら処方するため、安全性の面でも大きな差があります。
漢方ダイエットとの違いは?
漢方は体質改善、メディカルダイエットは直接的な代謝・食欲抑制に作用します。両方の併用も可能です。
お酒は完全に禁酒すべきですか?
楽しみを全て奪うような制限はいたしません。ただし、お酒自体にカロリーがあることと、飲酒によって脱水症状や低血糖のリスクが高まる場合があります。お薬との相性を考え、「週に◯回まで」「この種類のお酒ならOK」といった具体的なアドバイスを診察時に行っています。

料金

薬剤2週間分30日分
マンジャロ 2.5mg10,000円19,800円
マンジャロ 5.0mg20,000円39,600円
フォシーガ錠 5mg15,000円
メトホルミン錠 250mg1,980円
メトホルミン錠 500mg2,480円

※料金は全て税込表記です。